今週のお題「試験の思い出」
今回は高校の頃の苦い試験の思い出を書いてみます。高校での試験は全体的に難易度が上がりましたが、中でも日本史の試験で苦労しました。どんな反省点があったのか、どうすればよかったのか、考えてみたいと思います。
1. 高校の日本史の授業
私が高校生だった当時、最も特殊だと感じたのが日本史の先生の授業でした。その先生は主に口頭で授業を進める方で、一部のキーワードを除いて板書をほとんどしてくださりませんでした。そのため、口頭の説明内容をどれだけメモできるかがポイントだったのですが、授業のスピードが速いため、苦労しました。その先生によると、大学の授業方式を意識した形式だとのことでした。
2. 日本史の試験の反省点
私は日本史の試験を苦手としていましたが、何が良くなかったのか、反省点を挙げてみましょう。
(1) 復習が不足していた
まず、普段からの復習ができていませんでした。数学のように、先生が頻繁に宿題やテストを出してくれるような科目は自然と家で勉強することができていました。一方、日本史は宿題もテストもほとんどない科目であり、意識しない限り復習の機会がほとんどありませんでした。復習の機会が少ないと試験直前の勉強の負担が大きくなり、高得点を狙うのが難しくなります。
(2) 効率の悪い勉強法を採用していた
次に、試験直前の勉強もあまりうまくありませんでした。日本史の授業では、ノートを作っていたのですが、あえて別のノートに書き直して覚えるということをしていました。上で説明した通り、口頭で話された言葉を走り書きしているだけだったので、ノートを整理したいという願望があったのですね。また、書かないと覚えられないのではないかという不安もありました。とはいえ、今考えると、試験勉強のために行うこととしては丁寧すぎたかなと後悔しています。
(3) 勉強の比重が偏っていた
最後は他の科目との時間のバランスが悪かったことです。私は元々数学や化学といった理系の科目が得意です。すると、試験勉強では進めやすい理系の科目を優先してしまい、日本史などの文系科目は後回しにしてしまいがちでした。結果的に、試験直前になって集中して勉強せざるを得ず、次の日の試験のために午前二時まで起きている、なんてこともありました。今思えば、非常に非効率でしたね。
3. 試験の対策
最後に、上記の反省点について、自分なりの対策を考えてみます。なお、下の対策は「今の私ならこうする！」といったもので、当時はなかなか実践できていませんでした。
(1) 定期的に復習する
一つ目は復習の頻度を上げることです。これにより試験直前以外にも勉強した内容を思い出す機会ができ、試験での覚える量を減らすことができます。注意したいことは闇雲に復習の頻度を増やしすぎないこと。下記の記事のように、授業内容を覚えている段階ではあまり意味がなく、むしろ少し忘れ始めてしまったころでいいようです。高校生なら土日のひまな時間に授業内容を思い出す時間を少し作る程度でよさそうですね。
https://www.meikogijuku.jp/meiko-plus/other/20210401.html
(2) 勉強法を変える
二つ目は勉強の取り組み方を変えることです。「暗記科目は書いて覚える」と習った方も多いと思いますが、書いて覚えることは必ずしも効率的な方法ではありません。私のように、授業内容をもう一回書き直すようなことは時間がかかるのでおすすめできません。下記の記事にもあるように、実は五感に頼った方がいいんですね。目で見たり、声に出して耳で聞いたりするなどして、覚えてみましょう。
https://oshiekata.com/study/278
(3) 勉強の比重を変える
三つ目は勉強にかける時間を調整することです。私の場合、得意教科を優先して勉強していましたが、得意教科は後回しにしても楽に進みますので、先に気がかりな苦手科目を片付けましょう。得意科目は普段の復習や宿題などで基礎的な問題が解けることを確認しておきます。そして、試験前は応用問題に取り組むだけにしておきましょう。
4. まとめ
高校の日本史は主に口頭で展開される、難しい授業でした。私は日本史の試験が苦手でしたが、反省点として復習の不足、非効率な勉強法、偏った勉強時間といったことが挙げられます。これに対し、まめに復習したり、勉強法を変えたり、勉強の比重を変えたりすることで解決できそうです。
いかがでしたでしょうか。皆さんは試験といえば、何を思い浮かべますか？最後までお読みいただきありがとうございました！
