先に断っておくと、個人的にとらわれている「しなきゃ」はいっぱいあります。結婚、動画投稿、仕事・・・、などなどたくさんありますが、あまり生々しい話をするのもどうかと思うので、「英語を勉強しなきゃ」を取り上げてみます。私が英語の勉強を強いられる理由と、英語の勉強のコツについて書きます。
1. なぜ英語を勉強しなければならないのか
私の会社は社員に英語を勉強することを強く求めてきます。以前から、大卒社員には一定以上のTOEICの点数が求められ、その点数に満たない社員は毎年、試験を受ける必要があります。また、最近では昇任試験の一つにTOEICの点数が加わり、出世にも直接的に影響するようになりました。このような事情があるので、私は英語の勉強を頑張らなければなりません。
2. 苦手な英語
ところが、私は英語が苦手です。実は大学受験辺りまではそこまで英語が苦手だという意識はありませんでした。しかし、大学生になってTOEICの試験を受け始め、私はさほど英語の実力がないことに気づきました。要は大学受験レベルではTOEICに太刀打ちできないということです。私は理系の大学に進学し、そこではほんの数単位しか英語を学びませんでしたので、実力はほとんど向上しませんでした。
3. 英語の勉強法
では、どんな勉強法が正しいのでしょうか?ここではTOEICの点数向上について考えます。社会人になっても10年以上勉強を続けていますが、大事だと感じていることを挙げてみます。
(1) スピーキング
まず、意外かもしれませんが、TOEICで大切なのがスピーキングの技術を向上させることです。なぜかというと、ネイティブがどのように発音するかを知らなければ、ネイティブの発音を聞き取ることなどできないからです。実際、私はTOEICのリスニングで”I’ll”という発音すらまともに聞き取れていませんでした。私たちのイメージでは”I’ll”は「アイル」と発音しそうです。しかし、ネイティブの発音は「アイウ」とか「アイオ」に聞こえます。”I’ll”一つを取ってもこのような状況であり、正しい発音の仕組みを知らないことには、リスニングはまともにできません。
スピーキングを伸ばすために、発音の仕組みが解説されている参考書を入手することをおすすめします。私の場合、下記の参考書を買いました。LとRの発音の違いや英語のアクセントの正体など、発音の基礎を学ぶことができ、大変参考になります。
靜哲人 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方がいちばんよくわかる発音の教科書 テイエス企画 2019
(2) リスニング
スピーキングに続いて勉強すべきなのがリスニングです。リスニングを上達させるにはディクテーションやシャドーイングが大切と言われます。私がアドバイスしたいのはスピーキングの練習を十分に積んでからリスニングの練習をしてほしいということです。先にも書いたように、発音の仕組みを理解してからリスニングの練習をした方が、確実に聞き取りやすくなります。
ディクテーション:リスニングで聞き取った内容を書き取ること。
シャドーイング:リスニングで聞き取った内容をマネして自分で発音すること。
https://gakkenonair.gakken.jp/column/listening/#
(3) リーディング
勉強の最後はリーディングです。個人的には、リーディングは後回しでいいと思っています。というのも、日本の学生は学校の授業で割としっかりと文法の基礎を習っているからです。
リーディングのコツについて、世の中では色々紹介されています。例えば、下記のサイトも参考になるでしょう。
https://english-club.jp/blog/english-reading/
私がおすすめするリーディングのコツですが、まずは精読に力を入れることでしょう。TOEICの試験を受けてみると、リーディングでは時間切れになることが多いです。なぜかと考えてみると、読解のスピードが遅いからでしょう。文法や単語の知識が不足していると読むスピードが上がらないということがあり得ますが、それを感じたら、追加で文法や単語を勉強してみてください。リーディングが苦手な理由が分かってくると、何を勉強すべきか、見えてくると思いますよ!
4. まとめ
私の会社では英語の学力が重視され、勉強することを強いられます。TOEICで高得点を取るには高卒までの知識では不足していると言えそうです。英語の学習にも順序があり、私のおすすめはスピーキング、リスニング、リーディングの順番です。
いかがでしたでしょうか。皆さんはどんなことで苦労していますか?最後までお読みいただきありがとうございました!
Susanne Jutzeler, Schweiz 🇨🇭 💕Thanks for LikesによるPixabayからの画像