msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

今だから話せる「受験の失敗」

私は高校、大学と受験をしましたが、今思い出しても高校受験は失敗だったなぁと感じています。当時は受験の負け組ということで、とても他人には言えませんでしたが、さすがに今は時間も経ち、気にならなくなりました。そこで、当時の高校受験がどんな感じだったか振り返り、どうすればよかったか考えてみます。

1. 高校受験までの流れ
小学校の頃から私の学力はそこそこ高かったと思います。算数をはじめ、理系の勉強が得意でした。学校の授業には付いていけていたので、通信教育で少し勉強していた以外は、ほとんど塾には通っていませんでした。

中学受験はしませんでしたが、進学塾に入り、高校受験へ向けての勉強は早めに始めました。その塾は優秀な子供たちが選ぶタイプでした。通い始めた時期も中学校に進学する2、3ヶ月前からで、中学校の授業を先取りしながら高校受験を目指していました。

そのような塾に入り、塾でもそこそこの成績だったため、少々調子に乗っていたところはあったと思います。今思うと、「勝って兜の緒を締めよ」と言われるように、油断せず勉強を続けておけばよかったですね・・・。

2. 受験の結果
そんな成績が良かった私ですが、受験の直前になると事情が変わってきます。私の成績が下がり始めたのです。これは、私が努力を怠り始めたというよりは、周りが実力を付け始めたということだったのでしょう。高校受験の勉強と言っても、中学校3年間をずっと勉強で過ごしている人は少ないです。おそらく、それまで部活も熱心に頑張っていた人たちが勉強を始め、成績が上がり始めたのでしょう。一方、私は文化部で、以前から勉強する時間は十分ありましたが、受験勉強の追い上げの時期も特別な勉強を導入したわけではありませんでした。

そんなこんなで、志望校を受験しましたが、上位の志望校は残念ながらいずれも落ちました。一方、身近なライバルで同じ高校を受けた子たちがいましたが、彼らは無事合格でした。一応、滑り止めの高校には受かったものの、それまで私の方が成績がよいと思っていた子たちに負けてしまったことになり、悔しい思いをしました。

3. 反省点
このように私の高校受験は失敗に終わったわけですが、何がいけなかったのでしょうか?反省点を下記に挙げてみましょう。

(1) 土壇場での追い込みがいまいち
まず、私の受験勉強の仕上げ方が適切ではなかったと思います。受験勉強は短期集中で乗り切る性格のものであり、直前での集中した勉強が大切なのですね。受験の直前には受験校の過去問を解き、実践を積み重ねるものですが、私にはその努力が不足していたようです。

(2) 志望校に合格したいという動機が弱い
また、志望校に合格したいという思いが足りなかったように感じます。私は志望校を「偏差値の高いところ」という漠然とした指標で選びました。そのような機械的な選び方だったため、志望校を確定させるのは容易だったものの、高校に入ったら何がしたいか、その後はどんな勉強がしたいか、といったことには無関心でした。このような状況だったので、受験勉強の意欲を十分に保てていたかといえば、疑問を感じます。

(3) 苦手科目をほったらかした
最後に、苦手科目の勉強が十分にできていませんでした。私は国語を苦手としていましたが、十分に対策していませんでした。国語の文章題で、文章内から正解を抜き出してくるタイプの問題がありましたが、訓練してもなかなか得意にはなりませんでしたね。もちろん、全く努力していなかったわけではありませんでしたが、大きく成績を上げることができないまま、本番の試験に臨むことになってしまいました。

4. まとめ
小学校の頃、私は成績がよく、塾に通いながら高校受験に挑戦しました。当初は成績が良かったものの、徐々にライバルに追いつかれてしまいました。最後には周りの子たちは志望校に受かっているのに私は受からず、悔しい思いをしました。受験の反省は土壇場での努力が足りなかったこと、志望校に受かりたいという思いが弱かったこと、苦手科目を克服できなかったことです。