発電所と電力供給。トロピコのゲーム攻略に必須ではありませんが、供給すれることで、プレイの幅が増えるありがたいものです。そこで、発電所と電力供給について考えてみました。

1. 発電所の基礎知識
発電所にどんな特徴があるか調べてみました。なお、ゲーム内で「発電所」というと石炭や石油を使う施設が該当しますが、ここでは広い意味で電力を供給する施設全般を指します。
(1) 労働者と定員
労働者の定員に対し、就職している人数に比例して発電量が増える。空きスロットが多いと本来よりも発電量が減るので注意。
風力発電所、洋上風力発電所は労働者を必要とせず、常に最大限稼働する。
(2) 労働者の活動と発電量
労働者がアクティブか、ノンアクティブかに関係なく電力は供給される。そのため、少しぐらい不便な地域に発電所を建てても電力供給には影響がない。
(3) 予算と電力
発電所の供給電力はパフォーマンスに比例する。したがって予算を上げれば供給量は増えるし、下げれば減ってしまう。
(4) 資源
多くの発電所は資源が供給されることで電力を供給できる。資源を必要としない太陽光発電所、風力発電所、洋上風力発電所は電力供給が安定する。
2. 各発電所の特徴
それぞれの発電所について特徴を見てみましょう。なお、原料を消費する施設についてはこの機会に調べたデータを載せますので、参考にしてください。
(1) 変電所
電力は-10MWと消費する施設だが、電力供給するには欠かせない施設。効果範囲は非常に広く、離れた別の島に電力供給するのにも便利な施設。
(2) 発電所
唯一、世界大戦時代に電力を供給できる施設。電力供給量は360MWと控えめ。
石炭を0.8ユニット/日消費して発電する。アップグレードで石油を利用できるようになるが、発電量が増えるわけではないことに注意。石油の場合、労働者が1人でもアクティブなら1.75ユニット/日、1人もアクティブがいなければ0.25ユニット/日を消費し、なぜかアクティブの労働者の状況により消費量が変わる。
(3) 原子力発電所
冷戦時代の本格的な発電所。電力供給量は800MWと大きい。
ウランを0.25ユニット/日消費する。大きな消費量ではないが、資源が枯渇しがち。しっかりウランを掘ろう。
(4) 風力発電所
現代の小規模な発電施設。パフォーマンスが100%でも70MWしか供給しない。しかも低地ではパフォーマンスが下がる。高地が存在するマップであれば使ってみよう。
無人なので維持管理はしやすい。稼働方針の「毎分64回転」は維持費が大きく上がるので、国庫金に余裕がある場合のみ使おう。
(5) 洋上風力発電所
高コストながら最大パフォーマンスでは風力発電所の方が性能は上。発電量は65MW。普段は出番がないが、一応、海に建てられるので陸地を利用せずに建てられるのが数少ない強み。
(6) 太陽光発電所
割高だがクリーンな発電所。発電量は450MWで、発電所を少し上回る程度。しかし、アップグレードや稼働方針の変更により、更なる伸びしろがある。
(7) ゴミ焼却施設
唯一発電所ではないが、電力供給が可能のため、紹介しておく。稼働方針を「ゴミ焼却」に変えることで、影響範囲内の施設1軒につき4MW発電する。
3. 発電所運用のコツ
さて、そんな発電所ですが、どのように活用すればいいのでしょうか。プレイのコツを書いておきます。
(1) 建てた以上は電力を使う
まず、当たり前だが発電所を建てたら電気を使おう。電力を使わずほったらかしなのは予算や資源の無駄遣いだ。ミッションの中には初めから発電所を持っているのに電力がほとんど使われていないものもある。すぐに対策を考えるべきだ。
具体的にどの程度電力を使うべきか、目安を考えておくとよい。例えば、3分の2以上使う、といった基準で線引きする。発電所なら360MWなので、240MW以上消費することを目指す。
ただし、あまりギリギリを目指すのもやめておこう。発電所は1人でも欠員が出ると途端に電力供給量が減ってしまう。こちらも6分の5を超えないようにするなど、目安があるとよい。
(2) 必須型とアップグレード型双方を使う
電力を消費する施設は2種類あるが、なるべくどちらかに偏らず両方使う。1つは施設の稼働に電力が必須のもの、もう1つはアップグレードにより電力が必要となる施設だ。後者は電力供給が止まるとアップグレード分の機能のみが失われ、電力なしの状況で稼働してくれる。火災などで電力供給が止まった時に、後者の施設をある程度保持していれば、すぐに経済難などにおちいることはない。
(3) 範囲の拡大は変電所で
電力供給範囲を広げたければ、変電所を使うのが便利だ。基本的に電力需要があるところに発電所を建てたほうがいいが、土地が空いていなければあえて遠いところに建設し、変電所で繋げることもできる。
4. 時代別電力供給
では、時代ごとにどんな施設を建て、電力を供給すればいいのでしょうか。プレイ方法を考えてみます。
(1) 世界大戦時代
世界大戦時代の時点では電力需要は少ない。輸出による収益を安定して得られるようにし、石炭を供給できるようにした上で、発電所を1つ建てよう。基本的には発電所1つの電力以下で建てられる施設を建て、国の発展を狙う。
(2) 冷戦時代
原子力発電所の選択肢が増えるが、最初は無難な発電所から利用するのが楽。上記の通り原子力発電所はウランが枯渇しやすいので、ウラン鉱山を2つ確保するなど、供給面で十分な準備をしてから建設しよう。原子力発電所は維持費も高いので、きちんと電力消費をするようなプランも建てておこう。
(3) 現代
基本は発電所+原子力発電所だが、条件次第で他の発電所を建てるのもよい。太陽光発電所は土地と資金に余裕があれば建てたい施設で、何より資源が要らないので運用はしやすい。風力発電所はマップに高地があるかどうかがカギで、なければ無理に建てる必要はない。洋上風力発電所は資金に余裕があれば利用する。
5. 電力の用途
発電所による電力供給に対し、電力はどのように利用する価値があるのでしょうか。検討してみました。
(1) 時代別
①世界大戦時代
電力がはじめて使えるようになる時代であり、電力需要はまだ少ない。電力がないと稼働しない施設はラジオ局、桟橋の遊園地、缶詰工場など、ごくわずか。一方、アップグレードにより電力が必要となる施設はそれなりに多く、それらのアップグレードも含めて電力を使いたければ発電所を建てればよい。アップグレードの一例としては製材所、ラム酒蒸留所などで、産業施設に多い。
②冷戦時代
本格的に電力に意義があるのは冷戦時代からである。養殖場、映画館、テレビ局、病院、といった施設が電力を必要とする。アップグレードでは葉巻工場やチーズ工場が電力を消費する代わりに性能を上げられる。
③現代
電力需要が最も高いのが現代である。水耕農園、畜産工場、自動鉱山のように、農園、牧場、鉱山の上位互換を利用したければ、電力供給が不可欠となる。他にもタワーマンション、空港、スタジアム、オフィスビルといった施設で電力が必要になる。アップグレードでは高校や大学が電力を消費する代わりにパフォーマンスを上げることができる。
(2) 施設の種類別
①食べ物と資源施設
序盤は電力を要しないが、終盤、原料の生産量を上げたいなら試したいのが上位互換の施設を建てること。養殖場、水耕農園、畜産工場、自動鉱山はいずれも性能が高い代わりに電力が必要。うまく整備すれば土地の有効利用にもつながるので考えてみるとよい。
②産業施設
電力と関わりが深いのが産業施設である。アップグレードを考慮しないなら、製材所、ラム酒蒸留所、製鋼所、武器工場辺りを建てれば、電力供給せずに十分に稼げる。しかし、アップグレードや電力を消費する施設を建てることでプレイの幅が広がる。序盤は電力不要の産業施設を建ててお金を稼ぎ、ゲームの後半で発電所を建て、電力を消費する産業施設を建ててみよう。
③住居
住居も大きく電力に依存する施設だ。タワーマンションなど一部の住居は始めから電力が必要だし、すべての住居が電化可能だ。住居の質を十分に上げたい場合、住居を増やすとともに電化も考慮に入れる必要がある。タワーマンションに関してはアップグレードにより電力消費を減らせるので、上手く活用しよう。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!


