msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

ワンダーフォーゲル部の思い出

今週のお題「わたし○○部でした」

私は大学生の時、ワンダーフォーゲル部に所属していました。ドイツ語で分かりにくいのですが、登山部の一種です。この部活の入部理由や部活動の詳細、思い出、社会人になってどんなことに役立ったかを書いてみます。

1. ワンダーフォーゲルとは
ワンダーフォーゲル部では登山の活動をしていました。ワンダーフォーゲル(Wandervogel)とはドイツ語で、「渡り鳥」の意味です。他の大学での登山部とほぼ同じなのですが、雪山や沢登りには行かないという特徴がありました。危険な山登りはしないという発想なので、安心して山登りできました。

2. 入部した理由
友達に誘われてたのがきっかけだったのですが、実はワンダーフォーゲル部(以下、ワンゲル)がどんな部活なのかよく知らずに入りました。大学に入って最初にできた友達だったので、断りにくかったのですね。そして、入ってから部活の詳細を聞かされ、(山登りなんて小学校の時以来じゃないか、大丈夫か?)と思いました。幸い、部活は小規模で、活発な活動をしていたわけではなかったので何とかなりました。

3. 活動の詳細
(1) 苦労した部員集め
ワンゲルでは部員を集めるのに苦労しました。他のもっと簡易に楽しめる部活に人が集まってしまい、人気がなかったのですね。おかげで、少ない人数で細々と活動していました。私自身は体力に自信がない方だったので、その意味では気楽に活動できてよかったです。

(2) 活動内容
ワンゲルの部活動としては平日に山登り用のトレーニングを行い、土日など定期的に山登りに行くということを繰り返していました。トレーニングは他の運動部に比べれば軽いものだと思います。週に何度か集まって、大学の周辺などを軽くランニングする程度です。山登りは年間を通じて数回ほどで、ほとんどは日帰りでした。夏休みなどには一部泊りがけのものもありました。これまた行きたい人だけが参加すればよいという感じだったので集まりが悪かったですね・・・。ふむ、私の部活、全然活発じゃないな?!

(3) 登った山
ワンゲルでよく登ったのは西東京奥多摩や、神奈川の丹沢でした。大学が東京にあったため、東京近郊の低山を中心に登っていました。

奥多摩は低山がいくつもありますが、全体としては杉林が多かった印象です。景色を目当てに登る方にとっては、山頂以外は飽きてしまうかもしれません。奥多摩には御岳山、本仁田山、棒ノ折山などがあります。

https://www.okutama.gr.jp/site/climbing/

丹沢はそれと比べると周りの景色が徐々に変化していくので、登っている最中も景色を楽しむことができました。丹沢には塔ノ岳、三の塔、丹沢山などがあります。
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/course.html

(4) 登山の思い出
最初のうちは低山ばかり登っていたにもかかわらず体力がなく苦労して登っていましたが、慣れてからは楽しんで登れるようになりました。

私が苦労したのは登りでの歩き方でした。登り坂は不安定なのでどうしても足場の方ばかり見てしまうんですよね。最初のうちは周りの景色を見る余裕がなく、正直あまり面白くありませんでした。

しかし、登り方を工夫すると余裕が出てきたので、楽しめるようになりました。登り続けると疲れるので、30分に一度くらいのペースで休憩を取るようにしていました。また、でこぼこの道のどこを選んで進めばいいか分かるようになると、周りの景色を見る余裕ができました。

4. 大学卒業後
社会人になってからの後日談ですが、色々な職場の人に登山に誘われ、その方々と仲良くなるきっかけとなりました。「ワンゲルに所属していた」という話をすると、山好きの方が近づいてくるのですね。私は一時期埼玉の職場に勤めていたことがあり、また、今では転勤の関係で中国地方に住んでいますが、どちらの職場でも山登りに誘われました。埼玉にいるときは北アルプス槍ヶ岳などに、中国地方では九州の山々に連れて行ってもらいました。おかげで、大学のときよりも幅広く色々な登山を経験することができました。また、職場の方々とコミュニケーションをするきっかけとなり、知り合いも増えました。

5. まとめ
私はワンダーフォーゲル部に所属し、登山の活動をしました。当初はどんな部活なのかよくわからずに入りました。山の登り方には苦労していましたが、登り方を覚えてからは楽しむことができました。卒業後は職場の方に登山に誘ってもらい、仲良くなる機会ができました。

いかがでしたでしょうか。皆さんはどんな部活動の思い出がありますか?最後までお読みいただきありがとうございました!

KanenoriによるPixabayからの画像