msgblog’s diary

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スペイン旅行の思い出(食事編)

今週のお題「最近おいしかったもの」

1月中旬に出張のため、スペインに行ってきました。色々と異文化に触れてきましたが、食事がおいしかったのも思い出の一つです。そこで、スペインでおいしかった食事について書いてみます。

1. 行った場所と目的
私は出張のため、スペインのバレンシアに行ってきました。仕事目的でしたが、ゆとりのあるスケジュールだったため、観光にもちょっとだけ行きました。

ルートとしてはフランクフルトを経由して、バルセロナまで空路で行きました。フランクフルトまでだけでも十数時間という長旅ですね。バルセロナのホテルに泊まり、バレンシアの取引先へは列車とタクシーを使いました。これまた、列車だけで3時間ほどかかる長旅です。

全体として2泊5日の旅でした。スペインでは2泊だけして、後の二夜は飛行機で過ごした感じです。ヨーロッパ旅行としては割と強行スケジュールではないでしょうか……。

気候としては、冬の割には暖かく感じました。同行者の方からは暖かい格好をして行けと言われたので、コートを持っていったのですが……、実際はコートが荷物になってしまうほどでした。

2. 地域の特色
バレンシアはスペインの都市の一つで、地中海沿岸の地域です。マドリードバルセロナに次ぐ人口3番目の都市だそうです。

地図データ ©2024 Google

地中海料理は日本でも有名になりましたね。魚介類が中心で、オリーブオイルをふんだんに使うのが特徴です。実際、スペインではオリーブオイルやオリーブの実がよく出ました。また、魚介類もおいしかったです。今回はあまり食べる機会がありませんでしたがが、チーズなどの乳製品も盛んに作られているようです。

余談ですが、バレンシアオレンジで有名なバレンシアですが、バレンシアオレンジ自体は大西洋のアゾレス島からアメリカに渡ったものだそうです。バレンシアではバレンシアオレンジは育てられていないらしいです……。

https://www.ito-noen.com/dictionary/mikan/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%A2/

代わりと言ってはなんですが、バレンシアでは柿がなっていました。日本人である私には特に珍しくはないですが、おなじみのものをスペインまで行って見つけることになるなんて……。なお、柿は英語でもkakiで通じるようです。

3. 印象に残った料理
では、今回印象に残った、おいしい料理を挙げてみましょう。

(1) エスプレッソ
はじめは料理ではなく、スペインならではでもありませんが、エスプレッソを紹介します。エスプレッソとは圧力で旨みをぎゅっと凝縮する抽出方法&コーヒーのことです。

https://www.ejcra.org/column/ca_159.html

本場のエスプレッソを飲んでみて初めて知ったのですが、一杯当たりはほんのちょっとだけなんですね。量として30mL前後といったところでしょうか。写真ではわかりにくいですが、指が一本も入らないような取っ手にコーヒーがちょっとだけ入っているんです。上記のように特殊な抽出方法なので、量が少ないのですね。

味はイメージに反して特別濃いわけではなく、おいしかったです。上記の記事では「酸味や苦みのバランスが良いコク深い味」と評価されています。皆さんもヨーロッパ旅行の際には試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、現地ではアメリカンコーヒーもありましたが、こちらは量が多いものの薄いわけでもないそうです。お好みで両方試してみてください!

(2) 生ハム
私が数回試してみて気に入ったのが生ハムです。何と言っても味が濃厚で、脂身がのっています。普通のハムって、ご存じだと思いますが、均質のピンク色で、いかにも練り物っぽい感じがしますよね。一方、生ハムは豚肉そのものをスライスしたものなので肉の赤身がきれいで、脂身もダイレクトに伝わってきます。こってりしていて塩味も効いているのですが、お酒のつまみにはピッタリ!バーで食べた生ハムは特に美味しかったです。ビールやワインを飲みましたが、それらのつまみとして非常に相性がいいんですね。また、硬めのパンが出てきましたが、パンに生ハムを載せて食べるのも塩加減的にちょうどいいでしょう。

(3) パエリア
最後は、個人的にインパクトがあったパエリアを紹介します。

パエリアといえば、普通魚介類が並んでいるイメージなのですが、私が食べたもののメインはむしろでした!肉のパエリアなんてマイナーなのでは?と思ったのですが、そのものずばり肉のパエリアがウィキペディアにありました!

もう一つ驚いたのがパエリアの量です!基本的にスペインの食事は量が多めですが、パエリアは特にボリュームがありました。まず、出来上がりのパエリアを見せてもらったのですが、二人がかりで持ってきた、70~80cmはあろうかという平たい大きめの鍋にパエリアがデーン!と乗っています。その食事の参加者は5~6人で、1皿ずつ分けてもらうのですが、その量がまた多い。チャーシューみたいな肉の塊がゴロゴロ入っているのですが、米の量もチャーハン2杯分くらいあったでしょうか。それまでもフランスのコース料理みたいに色々な料理が来ていたのですが、最後にとんでもない魔物が潜んでいました。

結局、パエリアは食べきれませんでしたが、おいしかったです。魚介系ではありませんでしたが、肉と食べる米料理もいいですね。ご飯は少々固めで、チャーハンとか、ピラフとかを食べている気持ちでした。米料理であるため、日本人であれば口に合うかもしれません。

ここで解説を入れますと、パエリアはバレンシアの料理です。野菜、魚介類、肉といった具材を炒め、米を加えて炊き上げています。黄色っぽい独特な色合いに仕上がっている場合が多いですが、サフランというもので色を付けているそうです。パエリアはバレンシア語で「フライパン」の意味だそうです。

「パエリア」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年7月9日 (日) 13:40 UTC 、URL: https://ja.wikipedia.org

4. まとめ
スペインのバレンシアに出張に行ってきました。バレンシアは地中海の沿岸部で、地中海食が食べられている地域です。エスプレッソや生ハム、パエリアがおいしく、印象に残りました!

いかがでしたか。皆さんが最近食べた、おいしい食べ物は何ですか?お読みいただきありがとうございました!