msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

日産ノートの評価が「まるでゲームだな」である理由

購入した日産ノートについて、以前にも「まるでゲームだな」という記事で書きました。なぜそういった感想になったかといえば、この車には様々な機能が付いていたからです。そこで、日産ノートの機能についてあれこれ書いてみます。

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1. 日産ノートを買って
日産ノートを買ってそろそろ1年になりました。ノートを買うきっかけは以前に持っていたデイズという軽自動車が古くなってきたからです。ディーラーの営業さんに買い替えを勧められたのをきっかけに、一度は普通車も乗ってみようということでノートを選びました。

ノートを買って驚いたのは機能が多いということです。前の車はデイズの最低グレードだったが、機能がシンプルで特段できることがありませんでした。さすがに燃費の表示とか、現在の走行状況について、燃費がいいのか悪いのかくらいは分かるようになっていましたが、デイズの目立った機能といえばそれくらいでした。一方、デイズは下記に挙げるように機能が多く、「まるでゲームだな」と思うに至ったほどでした。

2. モード切替
そこで、デイズの機能の一部を紹介します。まずは運転モードの切り替えについてです。なお、私が買ったのはノートのe-powerで、e-powerの付いてないノートとは機能が異なるかもしれません。

(1) ドライブモードの切り替え
ノートのe-powerには複数のドライブモードがあります。燃費重視のエコモードもあれば、従来の走りができるノーマルモードなど、様々な走り方ができます。
①ECOモード
燃費を重視したモード。アクセルを離すと自動的にブレーキがかかる。
②SPORTモード
EVらしさと燃費の良さを両立させている。アクセルペダル操作時のレスポンスが向上しているそう。ECOモードと同じく、アクセルを離すと自動的にブレーキがかかる。
③NORMALモード
従来のガソリン車らしい走りができるモード。アクセルを離しても従来の車と同様の挙動をする(ほとんど減速しない)。

https://faq2.nissan.co.jp/faq/show/1865?category_id=66&site_domain=default

(2) マナーモードの切り替え
上記のドライブモードとは別に、マナーモードのオンオフを選べます。リチウムイオン電池のバッテリーが十分充電されている場合に、バッテリーのみで走行できます。うまくすればガソリンが節約できますが、電池残量が多い時にしか選べません。また、マナーモードで電池の残量がある程度減ってくると、自動的にマナーモードがオフになります。

マナーモードは上記のドライブモードのうち、ECOモード、SPORTモードのみ選択できます。NORMALモードは1種類しか選択肢がありませんが、ECOモード、SPORTモードの2種類ずつを合わせて5種類の走り方が楽しめます。どれを選ぶかはあなた次第。あなたの選択次第でガソリン代が節約できるかも……。まさにゲームですね!

https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/NOTE_SPECIAL/E-POWER/2012/index.html#!page?e13j1-fe3acd94-3588-4c70-8335-ecc813dfdce5

(3) AUTO HOLD
ノートにはオートホールドと呼ばれる、ブレーキの保持機能があります。オートマ車の常識として、クリープ現象が起こるので通常はアクセルを離していても車は前に進んでしまいます。一方、オートホールドをオンにした状態でブレーキをしっかりかけると、ブレーキを離しても車が前に進まなくなります。なお、この状態からアクセルを踏むことで走り出すことができます。

3. メーター表示
自動車の運転席にはメーター表示が付いているものですが、ノートの場合にはデジタルのメーター表示があります。右側が速度やガソリン残量、走行距離などの基本的情報、左側がイオン電池の残量や燃費などの補足情報です。ここでは様々な表示の切り替えができる、左側を中心に解説します。

メーター表示

(1) エネルギーモニター
現在のエネルギーの状態を視覚的に把握できます。以前説明したようにノートのe-POWERリチウムイオン電池を充電させながら走ります。バッテリーの画像が表示され、リチウムイオン電池の残量が確認できます。目盛りは4つあります。エンジンが稼働中なのか、そうでないのか、充電中なのか出力中なのかがアニメーションで表現されます。

(2) ドライブ情報
燃費などの基本情報が表示されます。表示される情報は以下の4つです。
①平均燃費
②平均車速
③走行距離
④走行時間

このうち、意外と初めてみたのが車速や走行時間です。車速は自動車の平均速度を表します。瞬間的な時速は画面の右側に表示されますが、平均時速は普通の車には表示されていないので新鮮です。走行時間は今までの運転している時間を秒単位で表示します。こちらは休憩の目安になります。

ドライブ情報は下記のように三段階で切り替え可能です。方法はリモコン中央のホイールボタンを押下すればいいです。地味に購入して半年近く経ってから気づきました……。
①運転開始後
②給油後
③購入依頼の累積

①の運転開始後は運転終了後、30分ほど持続し、リセットされる模様です。遠出をした時の燃費把握に便利ですが、休憩時間によっては確定でリセットされるので、数値を維持したければ休憩の取り方に工夫が要りますね。

②の給油後は給油後の走行距離や燃費を把握するのに便利です。昔よく父が給油ごとにメーターをリセットしていた記憶がありますが、そういうこともしなくていいのですね。

③は購入時からの累積で壮大な値になります。情報のうち、走行距離は1000kmごとに、走行時間は100時間ごとに0に戻るようなので、実質数値を読み取る意味がありません。累積の燃費を知るのに使いましょう。

4. 私がノートをゲームと評価する理由
最後は私がノートをゲームと呼んでいる理由を説明します。

(1) 走り方に試せる
一つ目は走り方を自分で選んで試せることです。ゲームが面白いのは色々な遊び方を試せることにあります。ノートにもそれがあります。例えば、走行時間が秒単位で見られるので、今日はいつものルートを通ってみよう、別の日は違う道を行ってみよう、何分かかるか比べてみよう、ということができます。燃費とドライブモードの関係でも試行錯誤することができ、あたかもゲームのプレイが上手くいかないときにクリアできるまで色々試しているような気分になります。

(2) データを調べられる
二つ目は、必要なデータを調べられるところです。ゲームも見たいときにデータが見られるものは多いです。シミュレーションゲームが分かりやすいですが、現在どういう状況になっているかを確認するのにデータを確認します。ノートの場合、現在のバッテリーの残量とか燃費がいくらかすぐに見ることができます。それにより、車のデータを知り、上記のような試行錯誤が容易にできることにつながっています。

(3) ドライブを楽しめる
三つ目はドライブを楽しめることです。私は今まで車は移動手段と割り切っていました。しかし、ドライブモードやメーター表示が付いているおかげで、上記のように試したり調べたりする機会が増え、ドライブを楽しめるようになったと実感しています。これはゲームを楽しみ、没頭している状態に似ているなと思います。

5. まとめ
日産ノートを買って1年ほどが経ちますが、機能の多さに驚いています。ノートには複数のドライブモードがあり、メーター表示も特殊で、色々な情報を得られます。私はノートをゲームのように感じていますが、それは走り方を試せたり、データを調べられたり、ドライブを楽しめたりするからです。

以上です。お読みいただきありがとうございました!