msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

世にも恐ろしい父の歯周病

今週のお題「ゾッとした話」

私の父は私が子供の頃から歯周病でした。中年の年齢の割には歯茎が下がってきていて、歯が根元の方までむき出しになっているのを見て、(将来私もそうなるのか)とゾッとしたものです。そこで、今日は父の歯周病と、原因や対策を考察してみます。

1. 父の歯周病
私の父は昔から歯が悪く、歯周病でした。私が子供の頃からそうでしたので、父自身はまだ40歳ほどの頃です。

歯周病の特徴として、歯茎が下がってきて、歯が根元の方までむき出しになってきます。母は父より10歳近く若いですが、それでも見かけが大きく違いました。その当時でも父の歯は今にも抜けそうでしたが、その後、年とともに何本か抜け落ちてしまいました。当然ですが、こうなると硬いものが食べられなくなり、日常生活にも支障が出ます。

私は父の歯並びを見て恐怖したものです。私も将来父と同じ年になれば、同じような見た目になってしまうのかと。

2. 歯周病の原因
歯周病は口の中で歯周病菌が増えることでかかる病気です。この細菌が口の中で増えることにより、炎症が起こって歯茎が痛んできてしまうのです。

なぜ歯周病菌が増えてしまうかといえば、口内のケアが悪いことが考えられます。最近、「食事をした後はすぐに歯を磨きなさい」と言われるようになりました。しかし、実は歯磨きだけでは歯にたまっているゴミをきれいに取り除けていません。「歯磨き」と言われる通り、歯の表面しか磨けていないのです。

口内ケアの決め手は歯垢の除去にあります。歯垢とは歯の隙間などに溜まる細菌のかたまりのことです。これらが歯周病のもととなるのですから、これを適切に取り除く必要があります。 

3. 歯周病の予防
さて、歯周病にはどのような予防方法があるのか、3点ほど挙げてみます。なお、本記事を書くに当たり、下記の書籍を参考にしました。

 森昭 歯はみがいてはいけない 講談社 2016

(1) 歯を磨かない
対策の一つ目は意外ですが歯を磨かないことです。補足すると、単に歯磨きが悪いのではなく、普通の歯ブラシによる歯磨きは効果的でないということです。歯ブラシは歯の表面を磨いているだけで、しかもその表面すら案外磨けていません。代わりに、音波歯ブラシを使うことをおすすめします。価格は数千円しますが、数年間持ちますし、専用ブラシを交換することで、清潔に保てます。

(2) デンタルフロス
二つ目はデンタルフロスを使って歯垢を落とすことです。デンタルフロスとは歯間ブラシのことですね。試しに、食後に何回か試してみてください。特に外食でステーキなどを食べた後などが顕著で、(ステーキってこんなに臭うのか?)と衝撃を受けるほどです。スパイスがかかってるので、かなりの香りがするのですね。毎食後デンタルフロスを行うことで、歯の隙間に溜まるゴミや歯垢が取れるようになります。

(3) 歯垢除去クリニック
三つ目は歯医者さんで定期的に歯垢除去をしてもらうことです。上記二つは自力で行えますが、どうしても限界があります。そこで、あとは専門家に何とかしてもらおうというわけです。歯医者さんに「歯垢除去をしてほしい」と頼んで予約すればやってくれます。私は年2回ほど歯医者さんに通っています。費用は毎回数千円しますが、床屋や美容院に行く機会が何度か増えたと考えれば、必ずしも高くはありません。歯垢除去のついでに茶渋などの汚れまで落としてくれます。健康を守り、見た目も美しくなるなら、いい買い物といえるのではないでしょうか。

4. まとめ
私の父は若いころから歯周病に冒されており、歯がむき出しになるという恐ろしい見た目でした。歯周病の原因は歯周病菌の増殖にあり、口内のケアが悪いことで病気になります。歯を歯ブラシで磨かない、デンタルフロスを使う、歯医者さんで歯垢除去を行うことで、歯周病を予防することができます。

いかがでしたか。皆さんはどんな恐ろしい体験をしましたか?お読みいただきありがとうございました!nugroho dwi hartawanによるPixabayからの画像