msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

綺麗な字を書けるかい?

今週のお題「かける」

今週は「かける」がお題とのことで、綺麗な字を書くことをテーマにしてみます。あなたは綺麗な字が「書ける」かな?

1. 綺麗な字が書きたいわけ
突然ですが、皆さんは綺麗な字を書きたいと思いますか?字を綺麗に書きたいという思いは万国共通で、誰でもそう願っているようです。字が汚いとその人の心まで汚いようで、あまりいい印象を持たれません。どうせなら、綺麗な字を書いて心も清らかな人だと思われたいものですね。

最近はパソコンの普及で手書きの頻度は減っていると思いますが、それでも、字を書かなければならないときはあると思います。私の会社でも、文書の作成はパソコンを使いますが、所々コメントを手書きで書かなければならない場合があるんですね。このような時、字がきれいだと自信を持って書くことができます。

2. 私のお習字経験
私は小学校三年生から習字を始めました。親の勧めで、何か習い事を始めてみようという程度のきっかけだったと思います。習字はおとなしく筆を使って文字を書くだけでいいので相性が良かったようで、長続きしました。

自分でも字の書き方が上達したと実感できたのは中学生になってからでした。それまでは、他人に自分の書いた字を見せる機会も少なかったのでしょう。黒板に文字を書いたときに友達に「字がうまい!」と言われて、ようやく自覚できたのでした。

習字は社会人になってもしばらく続けました。全体で15年以上続けたでしょうか。大学受験など、忙しい時期は多少休んだと思いますが、やめてしまうと字が下手になると考え、なるべく続けるようにしました。今はやめてからしばらく経ってしまいましたが、文字の書き方の基本は体に染みついています。

3. 字を綺麗に書くコツ
ここから、私が習字を習った経験から、字をうまく書くコツをいくつか挙げてみたいと思います。なお、日本語を書く上で書く回数が多い漢字を中心に説明します。

(1) バランスを取る
字を書く時に最も大切だと感じるのが、字のバランスを取ることです。例えば、田んぼの「田」を書くことを考えてみましょう。下のように、縦画や横画が中心からずれてしまうと、見た目が格好悪いです。長方形の真ん中を通すように縦画、横画を引くことを意識しましょう。


「書」という字も間隔をすべて均等にすると、綺麗に見えますね。

へん(偏)やつくり(旁)のバランスも良く考えましょう。例えば、同じきへん(木)の部首を持つ漢字でも松と樹ではきへんのバランスに差が出ます。下では松のへんとつくりの比が2:3、樹は1:2くらいのバランスで書いてみました。このようにへんとつくりの画数などを考慮し、文字のバランスを調節します。 

(2) メリハリをつける
単調に字画を書くのではなく、時にはメリハリを付けてみましょう。こちらでも「田」の字を書くことを考えます。単純に長方形を4つ並べたように「田」を書くと見栄えはよさそうですが、何だか味気ないですね。(1)のように下側を狭くし、尻すぼみの台形を書くようにすると文字に変化が付き、生き生きとして見えます。 

「三」も三画の横棒の長さにメリハリを付けます。長さのイメージは中程度→短い→長い、といった順番になります。さらに(3)にもつながりますが、角度にも変化を付け、右上がり→真っ直ぐ→前半は上げて後半は下げる、とすると一画一画に変化が付いて格好いいです! 

(3) 縦画は真っ直ぐ、横画は右上がりに
縦画と横画の正しい書き方を覚えておきましょう。縦画と横画では書き方が異なります。漢字は縦書きで書かれることで発展してきたためですね。

まず、横画は基本的に右上がりに書きます。横画は左から右に引くので、おそらく右上がりの方が書きやすいのでしょう。また、一口に右上がりと言っても単純ではなく、(2)で書いたようにほとんど真っ直ぐであったり、「太鼓橋」とも言いますが、一旦右上がりにした後右下がりにしたりする書き方もあります。こうすることで、上がりっぱなしを防ぐことができ、バランスがよく見えます。

逆に単純に真っ直ぐ書けばいいのが縦画です。「中」や「木」の中線を考えてみてください。縦画は左右どちらかに寝かせてしまうと、途端に格好悪くなります。よく練習しましょう。 

4. まとめ
私たちは字をうまく書けるようになりたいと思うものです。私は習字を小学生の頃から十数年習い、うまくなりました。字をうまく書くコツはバランスを取ること、長さにメリハリをつけること、縦画は真っ直ぐ、横画は右上がりに書くことです。

いかがでしたでしょうか。皆さんは綺麗な字が書けますか?最後までお読みいただきありがとうございました!