msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

日本人と桜、日本人とお花見

今週のお題「お花見」

ようやく暖かくなってきましたね。私が住んでいる地域ではちょうど桜が満開でした。日本人は桜とお花見が大好きですが、なぜなのでしょうか。そこで、日本人と桜、お花見の関係について、調べて書いてみます!

1. 桜とお花見
(1) 桜
桜といえば、ご存知の通り日本では馴染み深い花ですね。花見、サクラサクにサクラチル、花より団子・・・、色々な言葉が浮かびます。

「さくら」という言葉の語源については、諸説あるようです。Wikipediaに書かれた説の一つに「咲く」プラス「ら」(複数を意味する)というのが載っていました。私が高校生の時には先生から「咲く」の代わりに「割く」だと教わりました。桜の花びらって、先が割けていますよね?そのような細かな部分を見て、日本人はさくらと名付けたというわけです。こういう諸説ある語源は大抵収束しませんが、語源についてあれこれ考えてみるのは面白いですね。

「サクラ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年3月29日 (水) 20:07 UTC 、URL: https://ja.wikipedia.org

(2) 花見
続いて、花見という風習について、元々は奈良時代の貴族の行事だったそうです。奈良時代に中国から花見の文化が伝わり、当時は桜ではなく梅を見ていました。その後、平安時代には桜が主体に変わっていったようです。

その後、時代を経るにしたがって花見は庶民のものとなっていきます。鎌倉・室町時代には武士階級にも花見が広がっていきます。さらに、江戸時代には庶民にも花見が普及しました。一般の人が花見をするようになったのは、割と最近のことなのですね。

「花見」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年3月6日 (月) 15:01 UTC 、URL: https://ja.wikipedia.org

(3) ソメイヨシノ
そんな桜ですが、栽培品種がたくさんあり、品種改良も行われています。野生種もきれいなわけですが、花見の習慣ができたことで、もっときれいな花が見たいと試行錯誤を繰り返したのですね。

中でも有名な品種といえばソメイヨシノでしょう。学校や公園などに植えられている桜はほとんどソメイヨシノです。自然交雑や人為的な交配により生み出された品種の一つで、幕末に江戸の染井村で売り出されたことからこの名があるそうです。

さて、そんな全国で咲いているソメイヨシノですが、興味深いことに、すべてクローンなんです!クローンというと羊のドリーを覚えてらっしゃる方がいるかと思いますが、あのクローンのことです。つまり、全く同じ遺伝子を持つ、生物のコピーですね。

桜のクローンなんてどうやって作るんだろう?と思いますが、植物のクローンは簡単に作れます。挿し木や接ぎ木ですね。ソメイヨシノは自ら種子を作って、子孫を残す能力がありません。そのため、挿し木や接ぎ木のみで増やし続けているわけです。

ソメイヨシノ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年3月29日 (水) 18:12 UTC 、URL: https://ja.wikipedia.org

2. 私の花見
ここで、私の花見のし方を紹介しますが、それは一人での散歩&花見!もちろん、多人数の知り合いと宴会をしながらの花見も嫌いではありません。しかし、どうしても他人との会話に付き合うことになります。また、「花より団子」と言われるように、食べ物やお酒に気が散ってしまいます。一方、一人で散歩しながらの花見は他人を気にする必要がなくて気楽です。前にも記事に書きましたが、近所に公園がありまして、桜並木をしばらく歩けるほどの距離があります。疲れたら立ち止まったり、ベンチに腰掛けて休憩したりしながら花見を楽しむこともできます。

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3. まとめ
桜は日本人にお馴染みの花で、花見は元々中国の文化でしたが、徐々に庶民にも普及しました。桜といえばソメイヨシノですが、実は挿し木や接ぎ木で増えるクローン植物です。私はひとりで散歩しながら、気楽に花見を楽しんでいます。

いかがでしたでしょうか。皆さんはどのようにお花見を楽しんでいますか?最後までお読みいただきありがとうございました!

For commercial use, some photos need attention.によるPixabayからの画像