msgblog’s diary

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山口県に来て驚いた女性たちの「語尾」

今週のお題「これって私の地元だけですか」

仕事で山口県にやってきてから、7~8年が経ちました。その間、現地の方の方言を色々と聞きましたが、中でも衝撃だったのは山口県の女性の「語尾」。これって私の地元だけ?と思ったので、紹介してみます。

1. 山口県への転勤
以前の記事にも書いたことですが、私は7~8年前に山口県に転勤しました。それまで、東京や埼玉に住んでいたことはありましたが、西日本に住むのは初めてでした。

今は方言にも慣れましたが、当初は色々戸惑いました。私は元々東京出身でして、山口県の方言は会社の同僚たちから聞いたことがあるだけでした。同僚たちにしても、山口県出身同士を除くと、あまり会話に方言が出てきません。そのため、山口弁に関する知識は限定的なものにとどまる中で転勤したことになります。

2. 山口県の方言
一口で山口県の方言と言っても様々です。「なおす」*1のように発音を聞いただけでは標準語と勘違いするような方言もあれば、「ぶち」*2のように現地の人以外は使わないような方言もあります。
*1 片付ける、仕舞うの意味。なお、修理することも「なおす」という。
*2 とても、非常に

そして、今回取り上げるのは「語尾」です。関西弁なら「~だ」が「~や」に変わる、あれですね。

私が驚いたのは若い女性たちが使う語尾の「じゃ」でした。「そうなんじゃー」(そうなんだー)のように使うのですが、初めて聞いたときは衝撃を受けました。だって、関東では「そうなんじゃ」は年を取った男性しか使わないじゃないですか!どう聞いてもおじいさん言葉にしか聞こえないわけですが、若い女性たちがそういう言葉を平然と話しているのを見てカルチャーショックを受けました。

3. 私の地元だけでしょうか?
さて、問題なのですが、この語尾は私の地元だけなのでしょうか?

インターネットで調べたところ、広島弁も山口弁にかなり似てそうです。山口弁と同様、「だ」が「じゃ」に変わります。インターネットでは「~じゃけん」がお馴染みの方言ですが、こちらはたぶん広島弁でしょうね。山口では「じゃけー」はよく使われますが、「じゃけん」を使う人はほとんど見かけません。また、距離的には博多弁も近いのですが、同じような語尾にはならないようです。この辺の地域差は調べてみると面白いですね。

「山口弁」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年8月9日 (水) 02:22、URL: https://ja.wikipedia.org
広島弁」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年4月23日 (日) 11:29、URL: https://ja.wikipedia.org
「博多弁」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2023年7月21日 (金) 06:32、URL: https://ja.wikipedia.org

4. まとめ
私は山口県に転勤しましたが、当初、山口弁にはほとんど慣れていませんでした。山口県の方言には色々戸惑いましたが、中でも若い女性の「~じゃ」には驚きました。私の地元だけでなく、広島県でも同様な語尾が恐らく聞けますが、いずれにしても地域ごとの特徴は興味深いです。

いかがでしたか。皆さんが思う、「私の地元だけ」は何ですか?お読みいただきありがとうございました!

©dak