msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

「自由研究」という名の難しい宿題

今週のお題「自由研究」

このお題を見た時、正直悩んでしまいました。なぜなら、大人になった今でも難しいと感じてしまうものだからです。そこで、自由研究が難しいと感じる理由と、その対策について書いてみます。

1. 自由研究とは
自由研究とは、夏休みに小学生に出される、お馴染みの宿題ですね。テーマの選択は自由とされていますが、実際には理科(科学)の研究が想定されているように思います。

小学生には自由研究や、自由工作など、何かと「自由」が付く課題が多く出されるように思います。読書感想文も自由に本を選ぶことができる場合が多いので、似ていますね。

2. 小学生に自由研究は難しいと感じる理由
自由研究の目論見は、長い休みを利用して壮大なテーマに挑戦させるということなのでしょうが、私には難しそうに見えてしまいます。私は今大人ですが、「自由に研究していい」と言われても逆に困ってしまいそうです。

なぜ難しいと感じるのか、いくつか理由を挙げてみます。断っておくと、私は理系の大卒で、理系なりに科学や実験といったものを理解しているつもりです。

(1) ネタが探せない
まず、自由研究のネタを見つけるのが容易ではありません。普段、小学生は学校の先生に勉強の素材を用意してもらっていて、そこに疑問を感じる余地はありません。そこに、夏休みだけ「日頃疑問に思っていること、興味を持っていることを調べてみよう!」と言われても唐突ですよね。

(2) 普段自由な課題に取り組んでいない
また、(1)につながりますが、小学生は自由な課題に取り組む機会がありません。学校の先生の授業を聴き、決められた教科書を使い、カリキュラム通りの学習をするだけです。そのような授業と自由研究はかけ離れているように感じます。夏休み中は学校の先生と離れていて、指導が受けられないことも気がかりです。

(3) 科学を理解していない
そして、小学生にとって特に厳しいことが科学をよく理解していないことです。科学の基本は仮説を立て、検証することですが、学校ではそういうことをあまり教えません。いきなり磁力はどうとか、電気とはこういうものだ、といった本題から教わりますよね。本当は実験の手法も特定の条件を変える、他の条件はそろえるなど、コツがあります。しかし、そういうことを小学生は知らないので、うまく実験計画を立てることができません。

3. 子供たちへのサポート
さて、それでは小学生に自由研究をどのように取り組ませればいいのでしょうか。私には子供はいませんが、子供に指導するつもりで考えてみます(笑)。

(1) ネタの用意を手伝う
子供たちが自由研究の素材を見つけられないなら、素材の提供を手伝いましょう。ぶっちゃけ「自由」ほど幅が広すぎて困ることはないので。興味があってもそれが研究に結び付けられるかどうかは、別のスキルなんですよね。幸い、現代ではインターネットが使えるので、うまく活用しましょう。例えば、下記のようなサイトがあります。すぐに思いつくのは動物や植物の観察ですが、他にも色々なテーマが紹介されています。

https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/howto/

(2) 先にしっかりと調べ物をさせる
自由研究の第一歩として、事前に下調べをさせましょう。見切り発車で実験をやって、うまくいかなかったら悲しいですからね。特に時間がかかってしまうタイプの研究だと、取り返しがつきません……。幸い、上記のサイトには自由研究の細かい段取りが掲載されています。

(3) 実験手法を提案する
そして、実験手法の助言をしましょう。これまた、親がどこまで面倒を見られるのか?という問題はありますが、ここでも上記のサイトが役に立ちます。例えば、実験手法の基本として条件は一つずつ変えるといったことが説明されています。うまいこと実験計画の立て方を学ぶことができれば、科学や実験が好きな子供に育ってくれるかもしれません!

4. まとめ
自由研究は小学生にお馴染みの宿題です。しかし、子供たちにはネタ探しが大変である、普段自由な課題に取り組んでいない、科学の知識が不足している、といった壁が立ちふさがります。幸い、現代はネットが普及しているため、自由研究のサイトを利用することで、親御さんたちは子供たちに的確な助言や手伝いをすることができます。

いかがでしたか。皆さんの思い出の自由研究はどんなものですか?お読みいただきありがとうございました!Victoria_RegenによるPixabayからの画像