msgblog’s diary

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結婚はもはや要らないのか

今週のお題「最近読んでるもの」

最近、私は「結婚不要社会」という本を読んでいます。本書は日本のこれまでの社会を振り返り、なぜ結婚する必要があるのかに迫っています。私は独身ですが、どうして日本はこのような社会になっているのか、考えるよい機会となりました。そこで、この本の紹介と私の現状、そして将来について書いてみます。

1. 苦労する婚活
私は独身で、何年も婚活を継続していますが、なかなか望むような結果が出ていません。私は年齢でいうといわゆるアラフォー(40歳前後)で、30代の前半から婚活を始めています。婚活パーティーに参加したり、知り合いからの女性の紹介を受けて付き合ったりもしましたが、どれもうまく行きませんでした。2020年頃からコロナ禍となり、婚活も自粛していました。

両親には結婚を期待されています。私は2人兄弟の長男です。弟は既婚で、子供もいます。両親としては跡継ぎである私に結婚してもらい、子供をもうけてほしいのですね。

2. 出会った『結婚不要社会』
そんな中、私は書店で『結婚不要社会』というタイトルの本を見つけ、すぐに購入しました。晩婚化や未婚化の話はニュースなどでも聞いていて、私自身も実感していましたが、「結婚不要」という言葉はインパクトがありました。

山田昌弘 結婚不要社会 朝日新聞出版 2019

私は本書をまだ読み終わっていませんが、本書を通じて結婚の文化の移り変わりを理解することができました。一例として、戦前はまだ一夫多妻の制度が残っていたそうです。もちろん、夫が複数の妻を持つにはそれなりの経済力が必要なので、実際に複数の妻を持っていたのは金持ちだけだったようです。とはいえ、今のように一夫一妻制となったのは戦後ですので、ごくごく最近の話なのですね。

本書の中で、「告白文化」の弊害という項目に興味を持ちました。本書によれば、告白文化は高度経済成長期に生まれた日本独特のものです。この当時、職場のサークルや地域の青年団など、男女の出会いはいくらでもあったそうです。そのため、単なる知り合いから結婚を前提とする恋人になるには告白が必須の行為となったのでした。私はこれまでの人生で異性に告白したことはほとんどありませんが、告白というものが恋愛や結婚のための障壁になっているという実感はあります。

3. 今後、結婚すべきか
さて、そんな私ですが、将来、結婚が私の幸せにつながるのか、不安を感じています。アラフォーにもなると、独身生活が長引いてくるので、いい加減家事くらい一通り覚えてしまいます。仕事も順調で、経済不安も特にありません。共働きが当たり前になっている中で結婚にどれだけのメリットがあるのか……。よせばいいのに、ついつい結婚について打算的に考えてしまいます。

少なくとも、結婚することで「両親を喜ばせること」だけは実現できそうです。この年齢でも結婚して子供ができれば、両親は喜んでくれることでしょう。しかし、これは私の幸せというより、両親の幸せなんですよね。今までも受験勉強や就活など、両親の期待に応えるため、色々と頑張ってきましたが……、結婚も含め、何から何まで親のために頑張る必要があるのか、疑問を感じます。

今後は、いい出会いがあることを期待して婚活を継続したいです。いい人に出会えれば結婚を考えればいいし、出会えなければ無理はしたくありません。最悪、両親の期待には応えられないかもしれませんが……、その時は別の親孝行を探します!(笑)

4. まとめ
私は親の期待もあり、婚活を継続していますが、いい結果が出ていません。そんな中、『結婚不要社会』という本に出会い、どのような経緯で結婚のあり方が変わってきたのか理解することができました。今後、結婚することが私にとっての幸せとなるかはわかりませんが、いい出会いがあることを信じて婚活を続けたいと思います。

いかがでしたか。余談ですが、先日、投稿数100件に到達しました。引き続き記事の投稿を続けたいです。お読みいただきありがとうございました!

StockSnapによるPixabayからの画像