msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

ほろにがグループリーダー失敗談

今週のお題「ほろ苦い思い出」

以前にグループリーダーとなって、非常に忙しくなったという話を書きました。その後、ある仕事でやらかしてしまい、ほろ苦い体験をしました。そこで、グループリーダーとしてのほろ苦い失敗談を書ける範囲で書いてみます。

1. 失敗の経緯
昨年のある日、ある案件に取り組むように課長から言い渡されました。以前の記事でも書いたのですが、私は昨年の4月からグループリーダーとなり、3つほどのチームをまとめています。その案件はそのうちの1つのチームに関わるものでした。

当初、その案件は配下にしかできない仕事と思われたため、その配下に任せて放っておくことにしました。各チームには既存の仕事に慣れた配下がいます。私はその案件に関わる仕事を経験したことがなく、配下に任せた方が早い状況です。

ところが、大幅に納期が遅れ、関連部署に迷惑をかける事態になってしまいました。慣れている配下に任せていたのに、どうして?と疑問に思いました。

2. 失敗の理由
さて、なぜこのような事態になってしまったのでしょうか?原因を考察してみましょう。

(1) 仕事の進捗を把握していなかった
上記の通り、この案件は配下にしかできないと考え、仕事の進捗を確認せず、ほったらかしにしていました。その案件は、既存製品について工場と本社間の手続きが終わっていないので、それらを片付けよ、というものでした。私はグループリーダーに就いたばかりで、それらの製品のことをよく知らないし、関連の手続きにも慣れていません。一方、私の配下は関連品目を数年担当しており、手続きのことも理解しています。触ったことのない仕事にはかかわらない方がいいと、及び腰になっていました。

(2) 配下の仕事の進みが悪い
また、その配下に任せていると、なぜかその案件は進みませんでした。彼によると、ルーチンの仕事もある中で、追加の仕事を進めるのは時間が足りないとのことでした。普段の仕事だけで時間がないなら、上司に相談して残業するなり、普段の仕事を後回しにするなり、いくつか選択肢があると思うのですが。これは推測ですが、ルーチン以外の突発的な仕事は苦手なのでしょう。

(3) 私の他の仕事が忙しかった
そのころ、私は別の仕事で忙しかったです。私が受け持っている別のチームは数年前から所属していて、事情をよく理解しています。そのチームでは査察の準備という仕事をかかえていました。外国の行政が工場にやってきて、ちゃんと仕事をしているか、調査に来るのです。査察官の来る日は決まっていて、資料の提出要請もあったので、そちらにかかり切りでした。

3. 顛末と今後
納期の遅れが発覚した後、手続きのやり方を勉強し、自分で対処することにしました。配下や周りの同僚にその案件に関わる手続きのし方を聞いて回ったところ、それほど難しい仕事でもないことが分かりました。そこで、リーダー自らその案件を片付けることにしました。もちろん、他のチームの仕事も遅れるわけにはいかないので、残業して対処したのでした。大変!

また、今後は非定常の仕事は不用意にその配下に任せきりにしないように注意することにします。その配下はおそらくルーチン以外の仕事は苦手と思われます。定期的に仕事の進捗を確認し、遅れていそうならアドバイスをします。現に遅れ始めたら、私も積極的に関わるつもりです(つまり、最後は私がやる!)。

4. まとめ
あるチームの案件について、大幅に納期が遅れるという事態が発生しました。私の進捗把握の不足や、配下の仕事の遅さ、私の多忙が原因です。対策は非定常の仕事を任せるときは進捗をよく確認し、アドバイスしたり、自ら仕事に関わったりすることです。

いかがでしたか。皆さんはどんなほろ苦い経験がありますか?お読みいただきありがとうございました!

Lukas BieriによるPixabayからの画像