msgblog’s diary

ゲームの攻略や感想を記事にしています。また、最近動画投稿を始め、それに関する気付きなどにも触れています。

三国志14 感想&攻略① 何進で黄巾の乱

こんにちは!今回から三国志14のシナリオ攻略を紹介していきたいと思います。とはいえ三国志シリーズは初めてで、三国志そのものの知識もあまりありません。今のところ試行錯誤の繰り返しで、攻略らしい攻略になっていないかもしれませんがよろしければご覧ください。

どんなゲーム?
初めに本ゲームの概要を簡単ですが紹介させていただきます。三国志の歴史に沿ったシナリオがあり、好きな勢力を選び、戦略を立てて他勢力と戦い、中華統一を目指していく、ターン制の戦略シミュレーションゲームです。このゲームでは次の3つが大事な要素となっています。

① 陣地取り
本ゲームでは領土の獲得が重要になります。領土を広げることで金などの収入が増えます。また、②につながってくるのですが、領土は兵糧の輸送経路を兼ねています。細々とした経路ではすぐに切られる恐れがありますが、領土を広げることで、そのような危機を減らすことができます。

兵站と物流
本ゲームでは出陣した部隊に常に兵糧を送り続ける必要があります。兵糧そのものは自動的に送られるのですが、部隊と部隊の所属する都市の領土がつながっている必要があります。部隊に食糧など必要な物資を届けることを兵站といいますが、領土のつながりが途切れると兵站切りの状態となり、部隊の士気が大きく低下します。したがって敵勢力を攻める場合は兵站を維持しながら戦う方法を考えなければなりませんし、防御側は敵の兵站を切ることで敵勢力の弱体化を狙うことができます。

また、都市ごとに金、兵糧、兵士を所有しており、ある都市でこれらが不足する場合、別の都市から輸送することができます。しかし、輸送にはそれなりに日数がかかり、計画的に行う必要があります。

③ 武将
出陣して敵勢力に攻撃したり、自勢力が支配している地域の内政を行ったり、人材の獲得や計略を行うには武将が必要となります。武将の行動はどれもそれなりに日数がかかります。そのため、個々の武将の力の大きさも大事なのですが、頭数もある程度そろっていなければ有利に進められません。

ゲーム設定
今回は次の設定でプレイしました。

シナリオ:黄巾の乱
勢力:何進
難易度:初級
その他:初期設定のまま

感想
実は何進でのプレイの前に孫堅で何度かプレイしています。しかし、黄巾からの猛攻を止められず挫折・・・( ;∀;)。同じ難易度★2でもぱっと見は明らかに強そうな何進に切り替えました。

何進でも1回目は断念。一度は寿春を占領し、軍隊を追加で送ろうとしましたが、黄巾に攻撃され、輸送部隊が壊滅。その後、寿春を攻撃され、奪われてしまったためです。

その後はやり直し、もう少し計画的にプレイを進め何とか初めてのクリア。中華統一にゲーム内で5年半ほどかかりました。しかし、後に書くよう武将に独立されたり、兵糧がピンチになったりと、終盤になっても内政は落ち着かない状況が続きました。プレイスタイルに色々と課題が残りましたね・・・。

状況
兵力こそ黄巾軍に劣っていますが、曹操袁紹など後の名将がそろっており、金も多めに所有しています。対する張角の黄巾軍は兵力において圧倒的ですが武将は少なく、都市も北部と南部で分かれていますので、何進の進攻によっては黄巾軍を分断することができます。

最初の1年は黄巾打倒の勢力と同盟を結んでいるので、黄巾への攻撃に集中できます。


包囲占領の活用

このゲームではある地域や都市をぐるっと囲むように自勢力で周辺を占領すると、包囲占領と呼ばれる特殊な占領が発生します。さすがに範囲内に敵勢力の都市があっても自勢力になることはありませんが、都市の周辺は自勢力になるため、一気に有利になります。

下の画像は、偶然にも広範囲の包囲占領に成功した例です。経緯としては黄巾の各都市の兵力が大きく、仕方なく周辺の地域の占領を進めていたところ、包囲占領マークが出たので占領したところ、このようになったのでした。30ほどの地域がまとめて対象になっていますね・・・。



大規模な包囲占領完了後。都市周辺もほとんどが自勢力となっているほか、敵勢力の武将も兵站切れ状態になっている。

兵站の失敗
ゲームの終盤で苦労したのが軍隊の兵糧管理でした。他勢力への攻撃中、自都市の兵糧が枯渇したこと、あるいは枯渇する警告が出たことが何度かありました。原因は攻撃の拠点となる都市の兵糧が少なかったことと、攻撃する拠点の選択が誤っていたことでした。例えば、士燮の拠点である交趾を攻撃する際、建寧から出陣している場合がありました。建寧から交趾だと鋒矢の陣形でも150日以上かかる距離なので、交趾を攻める拠点として建寧はふさわしくありません。また、中盤以降、兵士、金、兵糧の輸送をほとんど行っておらず、都市によっては大量の兵糧が余っていました。

武将の独立の失敗
プレイ中、曹操袁紹など、3名ほどの武将に独立を許してしまいました。この時のプレイでは忠誠のパラメータの重要性を理解しておらず、太守クラスの武将の忠誠が下がりすぎたことが原因だったようです。対策としては簡単で、毎ターン褒賞で忠誠の低い武将に金を与えておくことですが、それを怠っていました。


プレイ終盤、曹操袁紹と名だたる武将に独立されてしまった図。

攻略について
(1) 進攻
まずは空白都市に部隊を出陣させ、安定、漢中、寿春の占領を目指します。このうち特に大事と思われるのが寿春の占領で、これにより黄巾軍を北部と南部で分断でき、金や兵糧の輸送を制限することができます。

黄巾にすぐに攻め込みたいところですが、兵力では劣っていますので、最初は周辺地域の占領を目指しつつ、防衛を優先します。黄巾と国境を接している鄴や陳留の周辺には弓櫓などの建物を建て、守っておきましょう。

その後は新しく獲得した都市に武将を配置しつつ、徐々に南の都市の占領を目指します。運がよければ上のような包囲占領ができると思われますが、そうでなくても領土が広がれば内政がよくなるため有利になります。

この段階で兵力に余裕があれば、黄巾への直接的な攻撃を目指します。おすすめは地形が平坦で攻めやすい濮陽や許昌辺りです。

打倒黄巾の同盟は1年ほどで解除されますが、解除後の各勢力はいずれも兵力は少なく、大きな脅威とはならないため、引き続き黄巾への攻撃を最優先します。また、南方の空白地域の占領も休まず続けます。


開始から約1年後、上のような包囲占領が成功後、このような状況に。この時点で中華全土の約3分の1を占領。まあ、これから時間がかかるのですが・・・。

黄巾への攻撃を続けると取るに足らない一勢力に落ち着いてしまいますが、滅亡させるとその後にまとめて多くの武将を登用するチャンスがやってきますので、優先して残りの都市を攻めましょう。

黄巾滅亡後は既存勢力と新規に台頭してきた勢力との戦いとなりますが、南下による都市占領がうまくいっていれば、ほとんどの勢力は敵ではありません。士燮や公孫瓚は地形的に奥まったところに拠点を構えており、攻めるのは容易ではありませんが、初めから2段階くらいに分けて攻撃するような心づもりでいればよいと思います。兵糧や兵士が不足したら、近隣の都市から輸送するようにしましょう。

(2) 内政
ゲーム開始時から多くの金を持っているため、初期の都市は序盤から資金繰りを気にせず、地域内政・都市内政が行えます。満遍なく地域内政・都市内政共に武将を割り当て、余った人材は不足する都市に異動させます。

問題は新規に占領した都市ですが、基本的に金が不足しがちなので、都市内政は募兵担当・訓練担当のうちどちらか一方のみ任命し、地域内政も2~3人だけ割り当て、しばらく様子を見ます。1ヶ月後、2ヶ月後になり、金が増えていれば収支はプラスですので、さらに担当官を増やすことを考えます。

(3) 人材、計略等
金がたくさんあるため、人材を集めつつ計略も随時行うことができます。人材のうち、探索は軍師推薦があった都市は優先してやっておきましょう。登用は在野武将を中心に行っておきます。計略についてはお試しで色々使いましたが、まだ細かい戦略が解っていないため、特におすすめというものはありません。ただ、マップのほとんどが空白地域ということで、地域懐柔はちょくちょく使う機会があり、有用でした。

提案もお金に余裕があるため、どんどん採択できます。推挙や戦力補充などは特に便利です。

(4) その他
君主の何進の扱いですが、武力のパラメータがさほど高くないため、ほぼ洛陽固定でした。推挙などで人を獲得した場合、多くは洛陽に帰還するようで、どうしても武将が洛陽に集中します。意図的に君主の所在地を変えることで、武将の配置をバランスよくすることができそうですが、今後の検討課題です。

攻略の中には、不確かな情報があるかもしれません。注意して読んでください。